利休にたずねよ [ 山本兼一 ]のレビューは！？

年齢不詳さん
文庫本になるのをずっと待っていました。お茶を習っているので、とても興味深かったです。

60代 男性さん
この本を読み始めて、洗練された文章にアレッと驚いて作家の名前を見た。 「山本兼一」何の覚えもない。ラストの宮部みゆきの解説を読んでまた驚いた。 直木賞受賞作だったのだ。迂闊な自分が情けなくなった。 利休はこれまでよくわかっていない謎の人物である。 だから読み通した。読んだあとも、追跡したくなる気持ちが残った。 傑作である。

年齢不詳さん
大変おもしろい! 今にも通じることがたくさんあるので勉強にもなりました。 もう一度読んでも新たな気づきがありそうなほど奥が深いです。

60代 男性さん
始めに利休の切腹直前の話が出てきて、そのあとだんだん思い人の話を絡ませながら過去に戻っていく書き方をとっている。

20代 女性さん
最初、読み始めたときは「うわぁ・・・失敗したなあ。買わなきゃ良かった」と思えるほどのトロトロした展開。しかし5分の2を過ぎたあたりから怒涛のごとく面白くなりました。 半分を過ぎたあたりからは「は・・早く続きが読みたい！」 今まで千利休ってほとんど知らなかったけど、歴史的な知識も深まり、なかなか面白い本でした。

30代 男性さん
火天の城を読んで面白かったので購入しました。

60代 男性さん
火天の城（映画化された）、いっしん虎鉄など時代考証もさることながら職人気質も上手く書き表して好きな書き手の一人だ。文章の書き進め方がちょっと変わっていて面白いと思う。

50代 男性さん
時間を遡る書き方で、さらっと読んでしまうと内容がつまらなくなる為、じっくり考えながら読みたい本です

60代 男性さん
秀吉の怒りを受け切腹する日から、だんだん過去に遡っていく、変わったストーリーになっている。 利休にはずっと思っている女がいるのではないかと２番目の妻の宗恩は思っていて、最後のところでその女のことが読者にわかる。秀吉と利休というよく出てくる話を更に突っ込んだ内容で興味をそそる。

年齢不詳さん
そんな理由で死んだのか・・・。 いい年して知らなかった私。 でも、人の見る目で値打ちの変わる茶道具、 使い方で値打ちの変わる茶道具。 自分の価値で図る値打ち。 色んな人物が面白く、二度読みして にっと笑いました。